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J-GLOBAL ID：201102223235934875   整理番号：11A1526247

音響波動方程式のGPUに基づく効率的な時間領域ソルバ

An efficient GPU-based time domain solver for the acoustic wave equation

著者 (5件)： MEHRA Ravish (Dep. of Computer Sci., 201 South Columbia Street, Univ. of North Carolina at Chapel Hill, NC 27599-3175, USA) ,  RAGHUVANSHI Nikunj (Microsoft Res., One Microsoft Way, Redmond, WA 98052-6399, USA) ,  SAVIOJA Lauri (Dep. of Computer Sci., Aalto Univ. School of Sci. and Technol., P.O. Box 5400, FIN-02015 HUT, FIN) ,  LIN Ming C. (Dep. of Computer Sci., 201 South Columbia Street, Univ. of North Carolina at Chapel Hill, NC 27599-3175, USA) ,  MANOCHA Dinesh (Dep. of Computer Sci., 201 South Columbia Street, Univ. of North Carolina at Chapel Hill, NC 27599-3175, USA)
資料名： Applied Acoustics  (Applied Acoustics)
巻： 73  号： 2  ページ： 83-94  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： D0559A  ISSN： 0003-682X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 室内音響への応用を目的として音響波動方程式の時間領域解を得る効率的なアルゴリズムを提案した。このアルゴリズムは室内の適応矩形分解に基づいており,空間的音場が一定と想定される区分内での解析解を用いている。この方法はナイキスト限界に近い粗いメッシュであっても,音場の可視化や可聴化に適している。アルゴリズムの全要素をグラフィックプロセッサ(GPU)の並列処理能力に整合するように注意深く配置することにより,CPUベースのソルバを用いた場合に比して同じ精度でも大幅に性能を改善することができ,基本的に高次有限差分時間領域法より高性能であった。この方法では容積75000m³の室内で1650Hzまでの音場を1秒間シミュレーションするのに18分を要したが,同じシミュレーションをCPUベースのソルバではデスクトップコンピュータで5h,高次有限差分時間領域ソルバでは3週間必要とした。本報告者等が知る限りこの新提案のGPUに基づく時間領域ソルバは,可視化および可聴化のために精度の高いシミュレーション音場を生成する大型で複雑な形状の室内音場モデル化の最高速時間領域ソルバである。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *波動方程式 ,  *建築音響 ,  アルゴリズム ,  *計算機シミュレーション ,  解析的解法 ,  マイクロプロセッサ ,  並列処理 ,  応用プログラム ,  可視化 ,  *室内音響 ,  *時間領域解析 ,  ソルバ ,  *音響シミュレーション ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： *音場シミュレーション ,  可聴化

分類 (1件)： 建築音響  (BB03080J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 音響 ,  波動方程式 ,  GPU ,  時間領域 ,  ソルバ