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J-GLOBAL ID:201102223569489031   整理番号:11A0934253

急性骨髄性白血病由来細胞系と芽細胞において,エンザスタウリンはPKC-媒介シグナル伝達経路を標的にしてアポトーシスを誘導する

Targeting PKC-Mediated Signal Transduction Pathways Using Enzastaurin to Promote Apoptosis in Acute Myeloid Leukemia-Derived Cell Lines and Blast Cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 1696-1707  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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近年,プロテインキナーゼC(PKC)が媒介するものを含め,増殖性シグナリングカスケードの活性化は急性骨髄性白血病(AML)の予後不良因子であることが示唆されている。エンザスタウリンはPKCβ阻害剤でリンパ腫,神経膠腫,肺癌で臨床試験が行われている。本研究ではAML由来細胞系とAML患者の芽細胞において高用量のエンザスタウリンがアポトーシスを誘導することを示した。しかし他のPKCβ阻害剤はAML細胞系に対し毒性を示さないことからエンザスタウリンによる細胞死の機構にPKCβは関与していないと考えられる。エンザスタウリン処理HL60細胞におけるセリン/スレオニンリン酸化プロフィールを調べたところある種の蛋白質群ではリン酸化を阻害し,他の蛋白質群ではリン酸化を促進することを見いだし,本薬剤が複数のシグナリング経路を調節することを示唆するとともに,AML治療にも有用である可能性を示唆した。
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分類 (2件):
分類
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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