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J-GLOBAL ID:201102223735915591   整理番号:11A0871564

構造形成と化学工学 無機材料の構造形成

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資料名:
巻: 75  号:ページ: 305-307  発行年: 2011年05月05日 
JST資料番号: F0099A  ISSN: 0375-9253  CODEN: KKGKA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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IUPAC( International Union of Pure and Applied Chemistry)は直径2nm以下の細孔をミクロ細孔,2~50nmの細孔をメソ細孔,50nm以上の細孔をマクロ細孔と定義している。多孔性材料は,この細孔の大きさに応じてミクロポーラス材料,メソポーラス材料,マクロポーラス材料に分類される。ミクロポーラス材料は大きな表面積と吸着エネルギーをもち,活性炭,繊維状沽性炭,ゼオライト,分子ふるい炭素が広く吸着剤として使用されている,メソポーラス材料の例としてはメソポーラスシリカ,シリカゲル,活性アルミナ,エアロゲルが挙げられる。また,最近では疎水性表面,メソ細孔,電気伝導性をもち,細孔制御性に優れたメソポーラスカーボンに関心が集まっている。マクロポーラスシリカはスポンジ状の「共連続構造」をもつ代表的なマクロポーラス材料であり,高速液体クロマトグラフ用モノリスカラムとして利用されている。以上のようにそれぞれの細孔は重要な役割を担っているが,多孔性材料の優れた特性を反応や分離に最大限活用するには,ミクロ/メソ/マクロ細孔を適に兼ね備えた階層構造材料の開発が望まれている。本稿では,近年研究が盛んにおこなわれているマクロ細孔とナノ細孔(ミクロ細孔あるいはメソ細孔)の階層構造をもつ多孔性材料のテンプレート合成を紹介した。
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分類 (2件):
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吸着剤  ,  吸着,イオン交換 
タイトルに関連する用語 (3件):
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