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J-GLOBAL ID:201102223877217808   整理番号:11A1301257

ウレアーゼおよび炭酸アンヒドラーゼ産生細菌の特性化および方解石沈殿におけるそれらの役割

Characterization of Urease and Carbonic Anhydrase Producing Bacteria and Their Role in Calcite Precipitation
著者 (2件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 894-902  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: H0506A  ISSN: 0343-8651  CODEN: CUMIDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウレアーゼおよび炭酸アンヒドラーゼ(CA)は生物の化学反応において重要な酵素であり,多数の微生物および無脊椎動物における石灰化と関連することが分かっている。集積培養技術によって強アルカリ性土壌試料からAP4,AP6およびAP9と表わす3種の菌株を分離した。種々の生理学的試験および16S rRNA配列解析に基づいて,これらの3種の細菌はBacillus sp.,B.megateriumおよびB.simplexとして同定された。さらにまた,これらのBacillus種を生物石灰化の過程におけるウレアーゼおよびCAの産生について特性化した。分離菌の一つ,AP6は553U/mlのウレアーゼと5.61EU/mlのCAを産生した。全菌株はかなりの量の菌体外高分子物質および生物膜を産生することができた。さらにまた,これらの菌株の効率を方解石の生成能について検討し,結果はウレアーゼおよびCAと相関した。分離菌AP6は2.26mg方解石/細胞乾燥重量(mg)を沈殿させた。本観察結果から,ウレアーゼだけでなくCAも微生物的に誘導された炭酸カルシウム沈殿過程において重要な役割を果たすことを強く示唆した。現在の研究により,ウレアーゼおよびCA産生細菌は建造物も自然形成も同様に隙間または亀裂および割れ目を充填するためのシール剤として生物石灰化に利用できることを証明した。Copyright 2010 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般  ,  微生物の生化学 

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