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J-GLOBAL ID:201102223907816221   整理番号:11A1577032

薬用植物トウキの最適な種子選別方法

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巻: 86  号: 10  ページ: 1000-1004  発行年: 2011年10月01日 
JST資料番号: G0801A  ISSN: 0369-5247  CODEN: NOOEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トウキ(Angelica acutiloba Kitagawa,生薬名:当帰)はセリ科の多年生草本で,肥大した根部を生薬とする。漢方では,主に貧血や冷え性などの婦人科的疾患に使われ,多くの漢方製剤に配剤される。トウキは一般に移植栽培が行われ,苗床で1年間育苗した後,定植される。本圃10aに必要な苗を作るには,発芽率や育苗期の間引きを考慮して,約1lの種子が必要になる。収穫期の抽苔を避けるために,定植時に根頭径を0.8mm以下にする基準で苗の選別が行われる。営利栽培では,苗の斉一性が要求されるから,高い発芽率と発芽揃いを示す種子を確保せねばならない。そこで,効率的な生産技術を確立するために,種子重の異なる種子を用いて,塩水選と風選で最適な種子選別方法を検討した。1)種子サイズと構成割合:トウキの種子重は,主茎部花序,1次側枝花序,2次側枝花序の順に小さくなるので,種子重のばらつきは採取後の混合によるとされる。採種部位を制限すると,効率的に発芽率が高い種子を選別できると思われる。2)水選および塩水選後の比重区分の構成割合は,選別種子と未選別種子の間で有意の違いはなかった。ただ,水選で不沈種子を除くと,発芽率が向上すると思われた。3)風選は発芽率向上に有効であった。しかし,風選後もいろいろな重さの種子が混ざっているので,風選前に,篩選や採種部位の制限をかけると,より精密な種子選別ができると考えられる。
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