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J-GLOBAL ID：201102223994141723   整理番号：11A1689703

HT780鋼のレーザ・アークハイブリッド溶接に関する検討

Research on Laser-arc Hybrid Welding of HT780 Steel

著者 (8件)： 菅哲男 (神鋼サービス株式会社) ,  村井康生 (神鋼サービス株式会社) ,  小橋泰三 (神鋼サービス株式会社) ,  上山智之 (株式会社ダイヘン) ,  恵良哲生 (株式会社ダイヘン) ,  上田裕司 (株式会社ダイヘン) ,  佐藤統宣 (株式会社神戸製鋼所) ,  原則行 (株式会社神戸製鋼所)
資料名： 溶接学会論文集(Web)
巻： 29  号： 4  ページ： 248-257 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0047A  ISSN： 0288-4771  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： HT780鋼のレーザ溶接とマグ溶接を用いた用いたレーザ・アークハイブリッド溶接を行い,溶接条件と溶接ワイヤについて検討した。供試鋼板は6,9,12mmの平板を用い,マグ溶接用ワイヤはHT490からHT780クラスの6種類とした。耐ギャップ性では,レーザとアークの配置はマグ先行(垂直)/レーザ後行(前進角)が最も良い。耐ギャップ性は溶込み深さと関係し,溶込みが深くなるほど耐ギャップ性が優れている傾向がある。マグ溶接のパルス化により,スパッタ発生量を最も低くすることが可能である。溶接ワイヤはHT590クラスで,チタン含有量が少ないCr-Mo-Ti系ワイヤが適する。溶接用シールドガスはAr-20%CO₂が適する。

シソーラス用語： *高張力鋼 ,  *レーザ溶接 ,  MAG溶接 ,  *溶接条件 ,  溶接ワイヤ ,  鋼板 ,  溶込 ,  パルス化 ,  スパッタ【欠陥】 ,  溶接保護ガス ,  間隙
準シソーラス用語： HT780 ,  *レーザ・アークハイブリッド溶接

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (25件)：

• 1) S. Datta, S. S. Mahapatra: Challenges of Hybrid Laser Arc Welding (HLAW): A Review, Indian Welding Journal, 43-1 (2010), 47-51.
• 2) F. Vollertsen, S. Grünenwald: Laser and Laser-hybrid Welding of Thick Section Material in Scientific and Industrial Applications, Journal of the Japan Welding Society, 80-1 (2011), 94-101.
• 3) M. Ono, Y. Shinbo, A. Yoshitake, M. Ohmura: Laser-arc Hybrid Welding of Thin Steel Sheets, Quarterly Journal of the Japan Welding Society, 21-4 (2003), 515-521. (in Japanese)
• 4) J. Defalco: Practical Applications for Hybrid Laser Welding, Welding Journal, 86-10 (2007), 47-51.
• 5) T. Ishide, M. Nayama, M. Watanabe, T. Nagashima: Coaxial TIG-YAG & MIG-YAG Welding Methods, Journal of the Japan Welding Society, 70-4 (2001), 394-399. (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (2件)： HT780 ,  レーザ・アークハイブリッド溶接