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J-GLOBAL ID：201102224293938798   整理番号：11A1344382

確率モデルの燃焼研究への適用 高EGRディーゼルエンジンの数値計算(PDF法を用いたNO予測)

Application of Stochastic Models for Combustion Studies: Numerical Simulation of Diesel Combustion with a High EGR Rate (A Nitric Oxide Prediction using a PDF Method)

著者 (5件)： 山本征治 (豊田中研) ,  永岡真 (豊田中研) ,  植田玲子 (豊田中研) ,  脇坂佳史 (豊田中研) ,  野田進 (豊橋技科大)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 53  号： 165  ページ： 136-144  発行年： 2011年08月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究ではエミッション予測精度向上の一手法としてPDF法の適用を検討した。この際,計算コストと精度のバランスを取るため,PDF法の適用はエミッション計算のみとする。また,これを用いてディーゼル燃焼のNOx生成に対する反応速度変動の影響について検討した。ノズル内流れから筒内燃焼までの一連の計算手法を用いてディーゼルエンジンの燃焼とNO生成計算の検証を行った。また,エミッション計算に対して精度とコストが両立するようNO計算にのみPDF法を適用する手法を開発し,NO生成に対する反応速度変動の影響を調べ,以下の知見を得た。一連の計箪手法により従来燃焼条件からより低レベルのエミッションを達成する燃焼条件まで広範囲のディーゼル燃焼特性を再現できた。NO生成に対する反応速度変動の影響は燃焼温度が低下すると大きくなるが,濃度の感度は小さい。18高EGR条件におけるNO生成に対する反応速度変動の影響は従来燃焼条件よりも大きい。

シソーラス用語： *確率モデル ,  *燃焼 ,  *排ガス循環 ,  *ディーゼル機関 ,  *数値計算 ,  データフォーマット ,  *酸化窒素 ,  *予測 ,  精度 ,  原価 ,  燃焼生成物 ,  反応速度 ,  ノズル ,  円筒 ,  燃焼温度 ,  計算コスト ,  *数学モデル
準シソーラス用語： EGR ,  NO_x ,  PDF

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

引用文献 (16件)：

• AOYAGI, Y. Proc. of COMODIA 2004. 2004, 119-126
• WAKISAKA, Y. SAE paper. 2008
• MASUDA, R. SAE paper. 2005
• NAGAOKA, M. Proc. of THIESEL 2008. 2008, 139-153
• POPE, S. B. Prog. Energy Combust. Sci. 1985, 11, 119-192

タイトルに関連する用語 (9件)： 確率モデル ,  燃焼 ,  研究 ,  EGR ,  ディーゼルエンジン ,  数値計算 ,  PDF ,  NO ,  予測