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J-GLOBAL ID：201102224653742369   整理番号：11A0101590

文化遺産建築物の評価への能動サーモグラフィーの統合

Integration of active thermography into the assessment of cultural heritage buildings

著者 (3件)： MAIERHOFER Christiane (BAM Federal Inst. for Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  ROELLIG Mathias (BAM Federal Inst. for Materials Res. and Testing, Berlin, DEU) ,  KRANKENHAGEN Rainer (BAM Federal Inst. for Materials Res. and Testing, Berlin, DEU)
資料名： Journal of Modern Optics  (Journal of Modern Optics)
巻： 57  号： 18  ページ： 1790-1802  発行年： 2010年10月20日 
JST資料番号： D0250A  ISSN： 0950-0340  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 能動赤外サーモグラフィー(AIRT)は多様な材料からなる極めて不均一な構造をもつ歴史的石造構造の非破壊検査と評価に適している。このことを広く議論し,その応用例を示した。AIRTは対象物の周期的またはパルス的加熱および冷却過程における対象物の温度の空間分布と時間変化を赤外線カメラで記録する。そのデータを解析すると,表面近傍における以下のような様々な問題,すなわち,プラスタの剥離検出,強化材料の剥離位置,亀裂検査,プラスタ背後の取付位置の確認と石造構造の特性,空接合,空隙,剥落の位置確認や水分増強の検出などが可能になる。これらの測定例を示し,AIRTが他の非破壊検査法を組合せる評価手順に統合できることを明らかにした。AIRTに関係する課題と将来展望にも言及した。

シソーラス用語： *サーモグラフィー ,  *赤外線画像 ,  *建築物 ,  *文化 ,  非破壊検査 ,  加熱 ,  冷却 ,  温度分布 ,  赤外線カメラ ,  データ解析 ,  剥離 ,  亀裂 ,  プラスタ ,  ハロゲン電球
準シソーラス用語： *文化遺産

分類 (3件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  光学情報処理  (BD03060T) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 文化遺産 ,  建築物 ,  評価 ,  サーモグラフィー ,  統合