文献
J-GLOBAL ID:201102224831158994   整理番号:11A1400134

Pyrus calleryana Dcneからのフィトケラチン合成遺伝子,PcPCS1の分子クローニングと発現分析

Molecular Cloning and Expression Analysis of a Phytochelatin Synthase Gene,PcPCS1, from Pyrus calleryana Dcne
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 880-890  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1457A  ISSN: 0513-353X  CODEN: YUHPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナシ台木の豆ナシ(Pyrus calleryana Dcne)を実験材料として用いて,フィトケラチン合成遺伝子をクローニングし,その発現 特性をRACEとRT-PCR法により調べた。PcPCS1のcDNA配列長は1970bpであり,497アミノ酸の54.77kD蛋白質をコードする1オープンリーディングフレームを含んでいた。2つの典型的植物性ケラチンサブファミリードメインはPcPCS1蛋白質を構成し,植物性ケラチン合成蛋白質におけるC末端領域と全特性部位(Cys-56,Cys-90/91およびCys-109)における3隣接Cys-Cysエレメント(331-332,351-352および369-370位置アミノ酸)を含んでいた。マメ科植物からのPcPCS1と他のPCS1蛋白質はPCS1系統樹の同じブランチに属していた。さらに,PcPCS1Lotus corniculatusのLjPCS1と最高相同性(84%)をもっていた。蛍光定量的RT-PCRにより,PcPCS1遺伝子が構成的に発現し,およびその発現が種々器官において異なることを示した。さらに,PcPCS1の転写レベルは20μmolL(-1)の24時間のCdSO_4処理後に急速に上昇し,また,根より葉で高かった。3重金属イオンのアップレギュレーション能力の順番はCd(2+)>Zn(2+)>Cu(2+)であった。PcPCS1発現が,γ-グルタミルシステイン合成のひとつである200μmolのL(-1)ブチオニンスルホキシミン(BSO)により有意に阻害されることを指摘した。しかし,その発現は単一重金属処理または栄養液中に200μmolL-1のL-グルタチオン還元剤(GSH)を添加したときには正常レベルに戻った。要約すると,豆ナシの植物性ケラチンの合成は基質としてグルタチオンを用いて,γ-グルタミルシステイン合成経路によれそれを生成する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  物質の代謝  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る