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J-GLOBAL ID:201102224917554019   整理番号:11A0131989

非ドープMg2SnO4物質の持続性ルミネセンスとアップコンバージョン光誘導ルミネセンス特性

The persistent luminescence and up conversion photostimulated luminescence properties of nondoped Mg2SnO4 material
著者 (7件):
資料名:
巻: 108  号: 12  ページ: 123518  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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固相反応により逆スピネル構造を持つ非ドープMg2SnO4物質を作成した。この蛍光体は291nmの励起下で,正孔を持つF中心の再結合に起因する470~550nmに渡る幅広の緑色発光を示した。980nmの赤外レーザで刺激し,非ドープ酸化物において緑色の光誘導ルミネセンスの観測に初めて成功した。紫外線照射後,Mg2SnO4の緑色の持続性ルミネセンスを暗闇において約五時間に渡って見ることができた。減衰曲線から,長時間持続するルミネセンスはトンネリング機構により支配されていることが分かった。また,この事実は,Mg2SnO4内に異なるトラップクラスタが存在することを示している。これらのトラップクラスタ([SnMg○○-Oi′′],[SnMg○○-2e],および[SnMg○○-e′′]など)は,バンドギャップ内に異なる深さのトラップ準位を誘起し,これらはMg2SnO4の熱ルミネスセンス発光曲線の(110,168,213°Cでの)三成分に対応する。異なる深さを持つこれらのトラップ準位は独立していないことが分かった。浅いトラップ(110°C)と深いトラップ(168°Cと213°C)の一部は持続性ルミネセンスに寄与している。一方,光誘導ルミネセンス機構にはすべての浅いまたは深いトラップが関係している。以上のように,非ドープMg2SnO4のフォトルミネセンス,持続性および光誘導ルミネセンス機構を初めて与えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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無機化合物のルミネセンス 

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