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J-GLOBAL ID：201102224957660113   整理番号：11A0628689

Curaua繊維からのセルロースナノファイバー

Cellulose nanofibers from curaua fibers

著者 (5件)： CORREA Ana Carolina (Universidad Federal de Sao Carlos, SP, BRA) ,  CORREA Ana Carolina (Laboratorio Nacional de Nanotecnologia para o Agronegocio(LNNA), SP, BRA) ,  DE MORAIS TEIXEIRA Eliangela (Laboratorio Nacional de Nanotecnologia para o Agronegocio(LNNA), SP, BRA) ,  PESSAN Luiz Antonio (Universidad Federal de Sao Carlos, SP, BRA) ,  MATTOSO Luiz Henrique C. (Universidad Federal de Sao Carlos, SP, BRA)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 17  号： 6  ページ： 1183-1192  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Curaua(クラワ)はアマゾン地方の植物でその繊維は工業的可能性を秘めている。このファイバーを使い,苛性ソーダによるマーセル化条件及びその後の酸加水分解条件を変化させ得られた名のファイバーの特性を調べた。酸には硫酸,硫酸/塩酸,塩酸を用いた。マーセル化時苛性ソーダ濃度を上げるとヘミセルロース,リグニン含有量が減少しセルロース含量が増加した。17.5%苛性ソーダでマーセル化するとセルロース1型結晶から2型結晶へ変化した。全てのクラワナノファイバーは平均径6-10nmで長さ約80-170nmの棒状構造をしていた。苛性ソーダ濃度上昇に従いナノファイバーの結晶化指数が高くなり熱安定性及び重合度は低下した。抽出中の塩酸濃度が上がると表面荷電が減少し凝集状態が増加した。硫酸のみで加水分解した物は低重合度で熱安定性も悪かった。硫酸/塩酸はこれより熱安定性は良く塩酸のみ程の凝集性は示さなかった。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  *セルロース ,  *マーセル化 ,  結晶度 ,  凝集 ,  表面電荷 ,  *加水分解 ,  硫酸 ,  重合度 ,  塩酸 ,  熱安定性
準シソーラス用語： 結晶化度 ,  表面荷電

分類 (3件)： 多糖類  (CF10054P) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (2件)： 繊維 ,  セルロースナノファイバー