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J-GLOBAL ID:201102225084760279   整理番号:11A1103717

多能性因子は胚葉への分化を調節する

Pluripotency Factors in Embryonic Stem Cells Regulate Differentiation into Germ Layers
著者 (15件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 875-889  発行年: 2011年06月10日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞運命決定は発生の基礎であるが,多能性をもつ細胞状態から分化した細胞状態への移行の間に,転写ネットワークがどのようにして再編成するかについては分かっていない。ここでは,マウス胚性幹細胞(ESC)がどのようにして多能性状態から離れ,胚葉運命間の選択をするかについて尋ねた。多能性を維持する転写回路の動態を解析することにより,ESCアイデンティティを維持する蛋白質であるOct4およびSox2もまた胚葉運命選択を組織化することを見出した。Oct4は神経外胚葉分化を抑制し,中内胚葉分化を促進した;Sox2は中内胚葉分化を阻害し,神経外胚葉分化を促進した。分化シグナルは恒常的かつ非対称にOct4およびSox2蛋白質レベルを調節し,ゲノムにおけるそれらの結合パターンを変化させ,細胞運命選択に導いた。多能性を維持する同じ因子が,したがって外部シグナルを統合して,系列選択を調節した。これらの研究は,どのようにして複雑な転写因子ネットワークが前駆細胞における細胞運命決定を調節するかを理解するための枠組みを提供する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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発生と分化  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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