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J-GLOBAL ID：201102225316921665   整理番号：11A0929919

ウサギの内在大腿動脈側副循環の開口部に及ぼす虚血性負荷の影響

Effect of ischemic burden on the opening of intrinsic femoral collaterals circulation in rabbits

著者 (3件)： YU Binbin (The First Affiliated Hospital of Nanjiug Medical Univ., Jiangsu, Nanjing) ,  LI Jian’an (The First Affiliated Hospital of Nanjiug Medical Univ., Jiangsu, Nanjing) ,  HAN Liang (The First Affiliated Hospital of Nanjiug Medical Univ., Jiangsu, Nanjing)
資料名： Zhongguo Kangfu Yixue Zazhi  (Zhongguo Kangfu Yixue Zazhi)
巻： 25  号： 1  ページ： 4-8  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2248A  ISSN： 1001-1242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】内在大腿側枝の最大開口を引き起こす最小虚血性負荷を研究し,生理的虚血訓練の臨床応用のための基礎を提供すること。【方法】26頭のニュージーランド成体ウサギ[(2.5±0.5)kg]が,種々の虚血性負荷(段階的虚血性期間,間隔と頻度)による大腿動脈の完全閉塞を受けた。大腿動脈側副血行(FCBF)をミクロスフェア技術で測定した。【結果】1.FCBFは閉塞の開始で次第に増加して,3分目でピークに達し(P<0.01),4分目に閉塞延長を伴うプラトー相に入った。2.プレ閉塞と比較して,局所血流は3分間虚血の1エピソード後の2分目で有意に増加した(P<0.01)。内在大腿側枝の最大開口は少なくとも5分間維持されたが,再灌流後8分目で徐々に減少した。3.FCBFは,5分間隔で3分間閉塞を3回くりかえした後,有意に増加した(P<0.01)。減少傾向は3回以上の虚血性負荷についてみられた。【結語】データは,動脈閉塞後に内在側副循環が十分に開口しているためには,3分間の持続期間を必要とし,少なくとも5分間維持されており,5分間隔で3分間閉塞が3回くりかえされることにより増強することを示唆する。虚血性負荷を増加しても,それ以上にFCBFを増強できない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ウサギ ,  実験動物 ,  *大腿動脈 ,  *側副循環 ,  *虚血 ,  ミクロスフェア
準シソーラス用語： *下肢虚血 ,  側副血行 ,  大腿動脈閉塞

分類 (1件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (4件)： ウサギ ,  大腿動脈 ,  側副循環 ,  虚血