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J-GLOBAL ID：201102225385815184   整理番号：11A0553749

東シナ海の海洋環境の解析 ー海洋環境アセスメントの予備的研究ー

An analysis of Ocean Environment in the East China Sea-A preliminary study on ocean environment assessment-

著者 (1件)： DUAN Fengjun (Ocean Policy Res. Foundation)
資料名： 海洋政策研究  (Ocean Policy Studies)
号： 8  ページ： 1-13  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： L6007A  ISSN： 1880-0017  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 東シナ海の環境の時間的および空間的な変動を海面水温やクロロフィル濃度のデータの時系列解析を通して検討した。2002年7月からの海面水温の調査結果は顕著な海面昇温を示している。空間分布の解析から,それは地球温暖化のような大規模な環境変化のみならず,いくつかの地域的な要因,たとえば長江の流量変動によって引き起こされていると示唆される。さらに水深が浅いことや半閉鎖的な水域の形状が海面水温の上昇幅を大きくしている。一方,1997年9月からの海面クロロフィル濃度の解析から生態系がやや悪化していることがみられる。地域解析によると,その悪化の広がりの程度は三峡ダム湖の貯水過程による長江の流量変化に主に依存している。

シソーラス用語： *東シナ海 ,  重力ダム ,  海面水温 ,  クロロフィル ,  変化 ,  河川 ,  *地球温暖化 ,  *海洋環境 ,  流量
準シソーラス用語： 河川流入 ,  環境変化 ,  三峡ダム ,  長江 ,  河川流量

分類 (2件)： 海洋物理学一般  (DC06010K) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東シナ海 ,  海洋環境 ,  解析 ,  アセスメント ,  予備的研究