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J-GLOBAL ID：201102225475220007   整理番号：11A1263113

ミコスポリン様アミノ酸はアメフラシ科およびその海の群集における多機能分子である

Mycosporine-like amino acids are multifunctional molecules in sea hares and their marine community

著者 (7件)： KICKLIGHTER Cynthia E. (Georgia State Univ., GA) ,  KICKLIGHTER Cynthia E. (Goucher Coll., MD) ,  KAMIO Michiya (Georgia State Univ., GA) ,  KAMIO Michiya (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  NGUYEN Linh (Georgia State Univ., GA) ,  GERMANN Markus W. (Georgia State Univ., GA) ,  DERBY Charles D. (Georgia State Univ., GA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 108  号： 28  ページ： 11494-11499  発行年： 2011年07月12日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学防御の神経生態学の研究において,アメフラシ科(Aplysia californica)に対する種内警報手掛かりとして3つのミコスポリン様アミノ酸(MAA)-N-エタノールパリスチン(=アステリナ330),N-イソプロパノールパリチン(=アメフラシパリチンA)およびN-エチルパリチン(=アメフラシパリチンB)を同定した。これらの警報手掛かりはアメフラシ科の墨分泌において放出され,近くに住む同種における回避行動を引き起こした。さらに,これら3つの生物活性MAAはアメフラシ科の藻類食餌に存在し,その防御分泌およびその皮膚で濃縮されることを示した。MAAは藻類,菌類および藍藻類により産生され,栄養相互作用を通じて多くの水生動物により獲得されることが知られている。MAAは日焼け止として用いられるが,アメフラシ科はその機能を修飾して種内警報手掛かりとして役立てている。

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  *アミノ酸 ,  *Aplysia californica ,  防御機構 ,  神経科学 ,  生態学 ,  警報 ,  分泌物 ,  動物行動 ,  回避 ,  生物活性 ,  藻類 ,  食事 ,  皮膚 ,  濃縮 ,  菌類 ,  栄養 ,  相互作用 ,  水生動物 ,  日焼け止 ,  芳香族塩素化合物 ,  イカ墨 ,  回避行動 ,  シアノバクテリア門 ,  *無脊椎動物 ,  植物 ,  隠花植物 ,  微生物
準シソーラス用語： 藍藻類 ,  神経学 ,  防御

分類 (3件)： 窒素複素環化合物一般  (CF07040G) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

物質索引 (3件)： アステリナ330 ,  パリチン ,  ミコスポリン

タイトルに関連する用語 (5件)： ミコスポリン ,  アミノ酸 ,  アメフラシ科 ,  群集 ,  機能分子