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J-GLOBAL ID：201102225553185639   整理番号：11A0104548

地質産業と社会貢献-大深度地下利用 首都圏外郭放水路における地下利用について

著者 (1件)： 荒木茂 (国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所)
資料名： 地質と調査
号： 4  ページ： 12-15  発行年： 2010年12月10日 
JST資料番号： X0826A  ISSN： 0913-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 首都圏外郭放水路は,埼玉県東部地域の中川流域浸水被害解消を目的として,国道16号の地下約50mに建設された内径約10mの地下放水路である。周辺の河川からの洪水を取り込み,江戸川へ排水する。平成18年6月から全区間約6.3kmの供用を開始している。建設予定地は既に市街化が進んでおり,放水路が既成市街地を分断することになるため,シールドトンネルにより建設することになった。現地は軟弱土が深部まで堆積しており,トンネルは地下約50mの洪積層に建設することとした。セグメントは一次覆工で内外水圧に耐える構造である。排水機場の建設現場では,約12万5千年前の貝化石が確認され,巨大な構造物にも拘わらず,直接基礎となっている。

シソーラス用語： *放水路 ,  *大深度地下利用 ,  *シールドトンネル ,  河川水 ,  洪水 ,  洪水調節 ,  軟弱地盤 ,  地層 ,  トンネル覆工 ,  排水機場 ,  直接基礎 ,  動物化石
準シソーラス用語： 貝化石 ,  洪積層 ,  *首都圏外郭放水路 ,  地下放水路 ,  一次覆工

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 地質 ,  産業 ,  社会貢献 ,  大深度地下利用 ,  首都圏 ,  放水路 ,  地下利用