抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動機械,携帯機器,電気自動車のバッテリー充電などの分野における無接触電力伝送においてワイヤレス・エネルギー伝送の方法やその有用性については多くの報告がある。この中で,最近注目され始めたものに,Kurs氏等による電磁共鳴原理を利用する報告がある。実験結果では,直径0.6mの2個のコイルを2m離して設置して,受電端において60Wの電球を正常に点灯させ得たという。この原理は,相互インダクタンスを介した電力伝送であり,自己及び相互インダクタンスを用いて電気回路として解析できることを示した。本原理の応用例として,薄型コイルを用い,電源周波数250kHzとしたときのコイル間距離と負荷抵抗値に対する伝送特性の例を示した。