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J-GLOBAL ID:201102225613647831   整理番号:11A0183909

東京湾における人とマハゼの関係史

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資料名:
巻: 44  号: 12  ページ: 1-40  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: L4207A  ISSN: 1343-6074  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東京湾では港湾整備,工場立地やごみ処分場のための埋め立て等により,干潟を含む水深5m以浅の海域の多くが消滅した。マハゼ釣りは陸釣りと船釣りがあり,古来陸釣りは庶民の楽しみとして広く行われてきたが,釣り場の消失によって身近な娯楽ではなくなった。一方,船釣りも釣り場の減少や遊漁船大型化に伴う釣り対象種の増加等によって一部の愛好者の趣味へと変化した。マハゼ漁業も漁場の縮小に伴い漁獲は大きく低下し,魚屋でもほとんど見られないくらいで,人とマハゼの関係も少なくなった。これまでのマハゼがたどってきた歴史は,漁業,釣り,食といった分野における東京湾と人との関わりの希薄化を象徴している。2000年代に入って,東京湾の再生について取り組みが始まり,マハゼの再生もこの一環として取り組まれている。東京湾を再生するということは,単に自然を再生させるということだけではなく,大切なことは,失われた人と自然とのかかわりを再生させることであると考える。
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分類 (4件):
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魚類  ,  漁労一般  ,  漁場・漁況  ,  個体群生態学 
引用文献 (23件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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