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J-GLOBAL ID：201102225618910239   整理番号：11A0155516

高架橋チオール-イン ネットワークにおける付加開裂連鎖移動による応力緩和

Stress Relaxation by Addition-Fragmentation Chain Transfer in Highly Cross-Linked Thiol-Yne Networks

著者 (5件)： PARK Hee Young (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  KLOXIN Christopher J. (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  SCOTT Timothy F. (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  BOWMAN Christopher N. (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  BOWMAN Christopher N. (Univ. Colorado Health Sci. Center, Colorado, USA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 24  ページ： 10188-10190  発行年： 2010年12月28日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 周囲温度を超えるT_g材料における応力緩和を達成するために,チオール-イン ネットワークにアリルスルフィド官能基を導入する検討を行った。アリルスルフィドベースのジエチニル単量体(化合物A)とテトラチオール(化合物C)の処方によって,チオール-イン系にアリルスルフィド付加開裂連鎖移動(AFCT)機能を導入した。得られる樹脂に,更に3wt%UV光開始剤(化合物D)を処方し,UV照射下でチオール-イン重合を開始した。張力測定及びFTIR分光分析によって,光重合時の収縮応力と官能基の転化率を同時に監視した。高分子骨格にアリルスルフィド官能基を導入すると,AFCT機構によるネットワークの連結転移反応に起因して,重合誘起収縮応力が低下することが分かった。この観察は,ガラス状高分子ネットワークが重合時に応力緩和を誘起するAFCT-媒介ネットワーク転位を実証する最初の例である。

シソーラス用語： *応力緩和 ,  *ネットワーク構造 ,  応力 ,  *単量体 ,  *ジイン ,  *チオール ,  *架橋重合 ,  光開始剤 ,  光重合 ,  転位反応 ,  転化率 ,  紫外線照射 ,  高分子 ,  連鎖移動 ,  FTIR分光法 ,  弾性係数 ,  損失正接 ,  収縮 ,  架橋度 ,  ガラス転移点 ,  *共重合
準シソーラス用語： 収縮応力 ,  重合収縮 ,  多官能性単量体 ,  非晶質高分子

分類 (4件)： 共重合  (CG04030D) ,  アルキン  (CF03040E) ,  脂肪族チオール  (CF03120R) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

物質索引 (4件)： 7-メチレン-5,9-ジチア-1,12-トリデカジイン ,  7-メチル-5,9-ジチア-1,12-トリデカジイン ,  テトラ(3-メルカプトプロパン酸)[メタンテトライルテトラキス(メチレン)] ,  1-ベンゾイルシクロヘキサン-1-オール

タイトルに関連する用語 (5件)： 高架橋 ,  チオール ,  開裂 ,  連鎖移動 ,  応力緩和