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J-GLOBAL ID：201102225626004530   整理番号：11A0656719

高分子材料の劣化評価について(高分子分科会共同研究)

著者 (1件)： 中島三恵 (広島市工業技術セ)
資料名： 広島市工業技術センター年報  (Annual Reports of Hiroshima City Industrial Technology Center)
巻： 23  ページ： 93-96  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： L0312B  ISSN： 0917-6640  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 5種類の樹脂(HDPE,HDPE-W,PP,ABS,PLA)について,2年間の屋外暴露試験を行い,曲げ強さ,曲げ弾性率,FT-IR分析,外観観察による劣化評価を行った。初期値に対する保持率は,曲げ強さについてはHDPE及びPP,曲げ弾性率についてはPPの低下が大きかった。また,耐候性グレードであるHDPE-Wは通常グレードのHDPEに比べ曲げ強さや曲げ弾性率の保持率変化が少なく,FT-IR分析においても劣化の指標となるカルボニル基の吸収が見られなかった。外観の変化は,ABSの変色が顕著であり,PLAは変形が特に目立っていた。(著者抄録)

シソーラス用語： *高密度ポリエチレン ,  *ポリプロピレン ,  *ABS【化合物】 ,  *ポリ乳酸 ,  *曝露試験 ,  *劣化 ,  曲げ強さ ,  弾性係数 ,  FTIR分光法 ,  酸化 ,  分解反応 ,  カルボニル基 ,  変色 ,  *耐候性試験 ,  材料科学
準シソーラス用語： 酸化分解 ,  老化【材料】

分類 (2件)： 高分子固体の物性一般  (CG02021V) ,  抵抗性  (YH02050K)

引用文献 (3件)：

• 大石不二夫, 成沢郁夫、プラスチック材料の寿命 (1987)、日刊工業新聞社
• 西原一、高分子の長寿命化と物性維持 (2001)、シーエムシー出版
• 大武義人、ゴム・プラスチック材料のトラブルと対策 (2005)、日刊工業新聞社

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子材料 ,  評価 ,  高分子 ,  分科会 ,  共同 ,  研究