文献

J-GLOBAL ID：201102225637888864   整理番号：11A1783056

日本統治期における台湾公設市場の空間構成と街区形成過程に関する復原的研究-台中市,彰化県員林鎮,台南市を主な対象として-

A Study on Restoration of Spatial Composition of Public Retail Markets and Formative Process of Urban Blocks during Japanese Colonial Period in Taiwan-On the Main Subjects of Taichung, Yuanlin, Tainan-

著者 (4件)： 木村雄人 (OKTOYTOKYO) ,  伊藤裕久 (東京理大 工) ,  栢木まどか (東京理大 工) ,  村田真理子 (東京理大)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 46  号： 2-3  ページ： VOL.46NO.3,96  発行年： 2011年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本統治期における台湾公設市場の空間構成と街区形成過程について,台中市,彰化県員林鎮,台南市を対象として考察した。台中市は,1911年の「台中市街市区計画」令に沿って碁盤目状画街区と連続的な街並みが形成される。市区計画によって建設された一等道路に対応した市場本館建築の配置,敷地内に帝仔脚をもつ表長屋形式の店舗等を段階的に増築することで街区形成に大きな影響を与えた。彰化県の員林公設市場の街区形成過程は,市場敷地全体を徐々に増築,改築を行い段階的に整備して行く特長がみられた。台南西市場では,城壁跡の西門路沿いに門と庭園を設けたことが特徴である。その後,街路沿いに表長屋形式の店舗,庭園に浅草マーケットが形成され,複合的な照合施設として繁華街の中心地となっていく。

シソーラス用語： *街区 ,  *空間構成 ,  町並み ,  *市場建築 ,  配置計画 ,  建築空間 ,  商店街 ,  *近隣住区
準シソーラス用語： RC造 ,  街路景観

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 日本 ,  統治 ,  台湾 ,  市場 ,  空間構成 ,  街区 ,  形成過程 ,  復原 ,  研究 ,  台