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J-GLOBAL ID:201102226168858637   整理番号:11A0537135

葉酸介在性L-アルギニン修飾オリゴ(アルキルアミノシロキサン)グラフト・ポリエチレンイミンによる腫瘍標的化遺伝子送達

Folate mediated l-arginine modified oligo (alkylaminosiloxane) graft poly (ethyleneimine) for tumor targeted gene delivery
著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号: 11  ページ: 3030-3041  発行年: 2011年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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葉酸受容体介在性の遺伝子標的化は,葉酸受容体が過剰発現している脳,肺,卵巣,子宮,および腎臓を含む特定の腫瘍部位に対する高濃度の遺伝子送達などのいくつかの利点を有す。本研究では,全身安定性および腫瘍標的化能の両方を検討し,ポリエチレングリコール-葉酸(PEG-FA)結合体をアルギニン修飾オリゴ(アルキルアミノシロキサン)グラフト・エチレンイミンと結合させ,これにより導入効率はエチレンイミンと比較して向上した。得られたポリマーP(SiDAAr)5FP2はpDNAと効率的に複合体を形成し,核酸分解酵素による分解に防御作用を示した。得られたPEG群は血液適合性と細胞生存が改善した。均一な志向性のアルギニン鎖は,細胞および核局在性を向上させ,導入を改善した。ポリマーは核でpDNAを放出し,目的達成後に細胞から除去された。細胞取り込み阻害剤の存在下において,導入による標的ポリマーの細胞取り込みに関して複数の経路が示され,うち葉酸受容体介在性の取り込みが最も優位であった。葉酸介在性のP(SiDAAr)5FP2細胞取り込みは,フローサイトメトリー法による評価で確認された。腫瘍移植マウスにおいて,2時間目から観察された標的化ポリマーの腫瘍組織内の高蓄積により,ポリマーの標的化作用が証明された。腫瘍蓄積に加えて,血管内皮を介した拡散能も示された。この特性は脳標的化実験に有益と考えられる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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腫ようのその他の治療法 
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