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J-GLOBAL ID:201102226201752068   整理番号:11A1549066

コレステロールは活性酸素種の産生の増加とNF-_KBの活性化によって内皮細胞損傷を誘発する

Cholesterol induces endothelial cells injury by increasing production of reactive oxygen species and activating NF-_KB
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1521-1526  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ヒト臍静脈内皮細胞(HUVEC)での活性酸素種の増加したレベルと,HUVECのコレステロールに起因する損傷とのそれらの相関を研究して,細胞内ROSの最初のもとを明らかにする。【方法】HUVEC-12の細胞を10%のFBSでのF12媒体で培養して,正常な対照群(処置なし),溶媒群(0.25%脱水アルコールで処理),コレステロール群(50mg/Lコレステロールで処理)およびN-アセチル-L-システイン(NAC)群(1時間の間10mmol/L NACで前処理して,それから48時間の間50mg/Lコレステロールで処理)に分けた。細胞内ROSレベルを,蛍光プローブとしてDCFH-DAを用いてフローサイトメトリ(FCM)によって測定した。NF-_KBサブユニットp65の核転座を免疫細胞学染色によって検出した。細胞培養の上澄みでのLDH活性と一酸化窒素の濃度も測定した。培養上澄みでのMCP-1タンパク質の濃度をELISAで測定した。ROSの細胞内レベルと4種類の酵素阻害剤(NADPHオキシダーゼ阻害剤ジフェニルヨウ化物,ミトコンドリア呼吸鎖酵素複合体阻害剤ロテノン,NOS阻害剤L-NAMEとキサンチンオキシダーゼ阻害剤オキシプリノール)を加えた後の変化を観察した。【結果】(1)健常対照細胞と比較して,50mg/Lコレステロールは細胞内ROSを増加させて(P<0.01),NF-_KB p65の核転座を活性化した。LDH活性とMCP-1タンパク質の有意の増加も観察された。NOレベルは,細胞で減少した。(2)コレステロール対照細胞と比較して,ヨウ化ジフェニルは細胞内ROSを有意に減少させた(P<0.01)。Retenoneも,部分的にROSの生成を阻害した(P<0.05)。他の阻害剤は,コレステロールに起因するROSのレベルにほとんど影響を及ぼさなかった(P>0.05)。【結論】遊離コレステロールは内皮細胞でROS生成を増加させて,細胞内NF-_KBを活性化して,このように内皮細胞損傷に至る。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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