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J-GLOBAL ID：201102226271471562   整理番号：11A1585686

AJM加工におけるSiC繊維強化複合セラミックスの材料除去挙動

著者 (3件)： CHOU Keju (名城大 大学院) ,  宇佐美初彦 (名城大 理工) ,  榎本和城 (名城大 理工)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 55  号： 10  ページ： 601-605  発行年： 2011年10月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高硬度高靱性材料である炭化ケイ素繊維強化複合セラミックスのアブレシブジェット(AJM)加工における材料除去挙動について実験的に検討した。投射粒子には種々の粒径の角状アルミナ粒子と球状アルミナ粒子を用いた。粒子流量当たりの加工量は投射粒子径の増加に伴い増加することや,これに及ぼす粒子形状の影響は小さいことを確認した。加工面の観察結果から,材料除去挙動には繊維界面のはく離が大きく影響し,粒子径の増加に伴いはく離の発生頻度が増加する傾向を得た。さらに,微小硬さ試験機を用いて圧痕の大きさと印加位置による損傷挙動を観察した結果,繊維径よりも大きな圧痕を印加した場合には,界面はく離によって大きな損傷が発生し,小さな圧痕では界面に近接した位置でないとはく離を誘発しないことが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *強化セラミック ,  *複合材料 ,  炭化ケイ素系繊維 ,  CVI【浸透】 ,  *除去 ,  アブレシブ摩耗 ,  *加工 ,  噴射 ,  粒子 ,  アルミナ ,  投射物体 ,  加工面 ,  押込硬さ ,  破壊靱性 ,  剥離 ,  圧痕 ,  Vickers硬さ ,  *材料除去 ,  *繊維強化セラミック ,  *噴射加工 ,  機械的性質 ,  性質
準シソーラス用語： *アブレシブジェット加工 ,  界面剥離

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (14件)：

• 社団法人日本機械学会. 先端複合材料. 1990, 117
• 田代徹也. C/C-SiCコンポジットの研削加工. 砥粒加工学会誌. 2007, 51, 7, 428
• 熊澤俊二. 炭素繊維強化複合材料の現状と将来性について. 材料. 1972, 21, 229, 893
• 厨川. 噴射加工の最前線 : デジタル式アブレイシブジェット加工装置の開発からアイスジェット加工へ. 精密工学会誌. 2002, 68, 2, 175
• SHELDON, G. L. The Mechanism of Material Removal in the Erosive Cutting of Brittle Materials. ASME Journal of Engineering for Industry, B. 1966, 88, 393

タイトルに関連する用語 (5件)： SiC ,  繊維強化 ,  セラミックス ,  材料除去 ,  挙動