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J-GLOBAL ID:201102226320860952   整理番号:11A0929445

上皮性卵巣腫瘍におけるオステオポンチンとB7-H4の発現とその重要性

Expressions of osteopontin and B7-H4 in epithelial ovarian neoplasm and their significance
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 25-29  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景と目的】上皮性卵巣癌にはいくつかの因子が含まれている。オステオポンチン(OPN)が種々の腫瘍の発癌および増殖と関連していることが最近の研究で明らかになったが,卵巣癌に関する研究はほとんど報告されていない。B7-H4は,新しく同定された卵巣癌の腫瘍マーカーである。本研究は,上皮性卵巣腫瘍におけるOPNおよびB7-H4の発現とその臨床的意義を探査することであった。【方法】正常卵巣組織15症例,良性卵巣腫瘍組織20症例,境界型卵巣腫瘍組織20症例および卵巣癌組織40症例のOPNおよびB7-H415の発現を免疫組織化学で検出し,OPNおよびB7-H415の発現と卵巣癌の臨床的および病理学的特性との関係を分析した。【結果】OPNおよびB7-H4の発現は境界型卵巣腫瘍および良性腫瘍より卵巣癌で高く,その差異は有意であった(P<0.05)。OPNおよびB7-H4の陽性率は中程度分化および高分化卵巣癌よりも低分化卵巣癌において有意に高く(P<0.05),発現は卵巣癌組織のステージIIIおよびIV(P<0.05)よりもステージIおよびIIで有意に低かった。OPNの陽性率は,統計学的にリンパ節転移と関連していたが(P<0.05),年齢あるいは組織型との関連はなかった。B7-H4の陽性率は,粘液性卵巣腫瘍(P<0.05)よりも卵巣漿液性癌において有意に高かったが,年齢およびリンパ節転移に統計学的に関連がなかった。【結語】OPNおよびB7-H4の発現上皮性卵巣癌で増加し,卵巣悪性腫瘍の診断の参考になりうる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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女性生殖器と胎児の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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