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J-GLOBAL ID：201102226352219140   整理番号：11A0806039

老化及び疲労は免疫を損なわせるプロセスに関係しているかそれとも関係ないか?

Are senescence and exhaustion intertwined or unrelated processes that compromise immunity?

著者 (2件)： AKBAR Arne N. (Univ. Coll. London, GBR) ,  HENSON Sian M. (Univ. Coll. London, GBR)
資料名： Nature Reviews. Immunology  (Nature Reviews. Immunology)
巻： 11  号： 4  ページ： 289-295  発行年： 2011年04月 
JST資料番号： W1371A  ISSN： 1474-1733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： T細胞は繰り返し抗原刺激を受けると免疫防御に必要な機能が損なわれ(疲労),複製能も低下(老化)する.そこで本報では入手可能なデータを基に老化及び疲労の面からT細胞での制御を分子レベルで考察した.その結果,老化と疲労のプロセスは独立して制御されており,老化よりも疲労を防ぐ方が免疫系を維持するのには安全であることが示唆された.今後は,疲労を抑制する受容体リガンドの発現について詳細に明らかにすることにより,高齢化社会で問題となっている免疫低下が原因の疾患に対する戦略が示される可能性がある.

シソーラス用語： *免疫反応 ,  配位子 ,  *細胞老化 ,  *生体疲労 ,  細胞分化 ,  細胞情報伝達 ,  *T細胞
準シソーラス用語： *Tリンパ球 ,  抗原刺激 ,  受容体リガンド ,  免疫系

分類 (2件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  老化と死  (EJ16040S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 老化 ,  疲労 ,  免疫 ,  プロセス