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J-GLOBAL ID:201102226365832097   整理番号:11A1413887

Salvia miltiorrhiza(丹参)から抽出されたリトスペルマ-トBマグネシウム塩は,SH-SY5Y細胞における細胞内カルシウム(2+)濃度を上昇させる

Magnesium lithospermate B extracted from Salvia miltiorrhiza elevats intracellular Ca(2+) level in SH-SY5Y cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 923-929  発行年: 2010年 
JST資料番号: C0089D  ISSN: 1671-4083  CODEN: APSCG5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】:リトスペルマ-トBマグネシウム塩(MLB),Na+/K+-ATPア-ゼの強力阻害剤,が強心配糖体処理細胞で観察される細胞内カルシウム(2+)濃度上昇を導くことを調べる。【方法】:様々の濃度のウワベイン又はMLBので処理した,SH-SY5Y神経芽腫細胞の生存率を測定した。細胞内カルシウム(2+)濃度は,KB-R7943(Na+/カルシウムイオンCa(2+)交換阻害剤)と2-APB(IP_3レセプタ-アンタゴニスト)の存在有無下で細胞をウワベイン又はMLBで処理した場合にFluo4-AM(蛍光染料)を用いて可視化した。ウワベインかMLBが,Na+/K+-ATPア-ゼに結合した分子モデル化を研究した。細胞体とデンドライト形態の変化は,顕微鏡の下でモニタ-した。【結果】:ウワベイン1μmol/L以上24時間処理により強い毒性は観察されたが,MLB処理では観察されなかった。細胞内カルシウム(2+)濃度は,MLB(1μmol/L)およびウワベイン(1μmol/L)により,類似パタ-ンで有意に上昇し,KB-R7943(10μmol/L)又は2-APB(100μmol/L)存在下で有意に減少した。Na+/K+-ATPア-ゼの結合空洞と同等な相互作用が,ウワベインとMLBがそれぞれ5つの水素結合を形成することによってシミュレ-トされた。ウワベイン(1pmol/L)処理は,SH-SY5Y細胞の樹状突起を誘発させたが,MLB(1pmol/L)では誘発しなかった。【結論】:ウワベインに匹敵して,MLBはNa+/K+-ATPア-ゼ阻害と類似機構により,細胞内Ca(2+)濃度の上昇を導いた。上昇したCa(2+)濃度は,Na+/Ca(2+)交換体と小胞体からの細胞内遊離の逆転モ-ドを経由するCa(2+)流入により供給されると考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 
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