抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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栽培オオシマザクラの害虫相を調査し,長楕円形穴症状の発生原因について究明試験を行った。現地圃場での発生調査(被害状況の観察等)及び殺虫処理による抑制試験を行った。圃場で採取したオオシマザクラに寄生するアザミウマ類成虫を標本にした。害虫相はアザミウマ類を始めとして6目50種の害虫を確認した。長楕円形穴症状の観察では,クロロシスを起こし黄化した斑紋状の部分,黄化部にケロイド症状と伴う部分及び穴空き症状が見られた。殺虫処理区の発症数は無処理区より少なかった。アザミウマ接種による症状再現試験では,処理区の成虫はヒラズハナアザミウマと認め,無処理区のケロイド発症数及び虫数はゼロであった。