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J-GLOBAL ID:201102227289048760   整理番号:11A0508978

Fe含有メソポーラスケイ酸塩への組み込みによるフラビリウム色素の安定化

Stabilization of flavylium dye by incorporation into Fe-containing mesoporous silicate
著者 (8件):
資料名:
巻: 141  号: 1-3  ページ: 77-80  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: E0642C  ISSN: 1387-1811  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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天然のアントシアニンの類似物であるフラビリウムは安全な色素原料として期待されている。しかしながら,その着色の不安定さのために実用には限界があった。我々はFe含有HMSタイプメソポーラスケイ酸塩を作製し,FeHMSとフラビリウム色素とのコンポジットを作製した。可視光照射下でのフラビリウムの着色安定性はFeHMSとのコンポジット化によって強化された。8hの照射の間,HMS上に吸着されたフラビリウムの吸収の45%が失われたが,一方,2mol%のFeを含むFeHMS上では5%の吸収が失われただけであった。UV-visスペクトルから,FeHMSはシリカ骨格中に良く分散したFe3+種を含有することが確認された。Fe3+種はHMSのメソポア中で酸サイトとして働くために,この安定性強化は部分的にはFeHMSの固体酸性度に起因される。強い光の照射下(>800klx)で,フラビリウムの劣化速度は光照射に依存しなかった。なぜなら,照射下ではメソポア中への酸素の拡散速度ではフラビリウム色素の酸化を生起できないためである。このことは外部酸素との接触を断つこともまたメソポア中に組み込まれたフラビリウム色素を安定化するのに寄与することを意味する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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染料  ,  ピランの縮合誘導体  ,  合成鉱物 
物質索引 (1件):
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