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J-GLOBAL ID：201102227400904051   整理番号：11A0112832

地球・天体観測を支える分光技術 フーリエ変換型赤外分光器による衛星からの温室効果ガス計測

Satellite Measurement of Greenhouse Gases with Fourier Transform Spectrometer

著者 (1件)： 今須良一 (東大 大気海洋研)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 39  号： 12  ページ： 589-594  発行年： 2010年12月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 対流圏における温室効果ガスの観測に関して,フーリエ変換赤外分光器の原理,他の分光方式と比べて有利とされる点につき説明したあと,人事衛星からの大気観測を分類し,大気や地表面などが射出する赤外線の下方視観測を取り上げ,データ解析の流れ,赤外線の絶対強度を求める校正手法,求められたスペクトルから大気中の気体濃度を求めるデータ解析手法について説明した。次いで,これまでの衛星搭載フーリエ変換型分光器の歴史に触れ,観測事例として,JAXA,環境省,NIESが共同開発してしている温室効果ガス観測技術衛星GOSAT搭載のフーリエ変換型分光器および観測データを紹介した。

シソーラス用語： Fourier変換赤外分光分析 ,  *温室効果ガス ,  *実用衛星 ,  観測 ,  大気 ,  二酸化炭素
準シソーラス用語： 衛星観測 ,  *温室効果ガス観測技術衛星 ,  地球観測 ,  地球大気

分類 (1件)： 中層大気・超高層大気一般  (DC04030S)

引用文献 (3件)：

• RODGERS, C. D. Inverse Method for Atmospheric Sounding. 2000
• SAITOH, N. CO_2 retrieval algorithm for the thermal infrared spectra of the greenhouse gases observing satellite : Potential of retrieving CO_2 vertical profile from high-resolution FTS sensor. J. Geophys. Res. 2009, 114, D17305
• IMASU, R. Meridional distribution feature of minor constituents as observed by IMG sensor aboard ADEOS satellite. Adv. Space Res. 2000, 25, 959-962

タイトルに関連する用語 (7件)： 地球 ,  天体観測 ,  分光技術 ,  フーリエ変換 ,  衛星 ,  温室効果ガス ,  計測