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文献
J-GLOBAL ID:201102227574950966   整理番号:11A0494452

直動転がり案内を有する精密位置決め機構に対する転がり摩擦モデルの比較評価

著者 (2件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 194-201  発行年: 2011年02月05日 
JST資料番号: F0268C  ISSN: 0912-0289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,直動転がり案内を有するリニアモータ駆動テーブル位置決め装置を対象に,3種類の転がり摩擦モデル(小泉モデル,ブラシモデル,レオロジーモデル)を数値シミュレータに実装し,モデルの実機再現性の比較評価を複数の動作条件に対して行った。これにより得た主な知見を次に示した。1)小泉モデルは,モデル構造が最も単純でパラメータ数が少なく(3個),静的な転がり摩擦特性を表現可能であること,しかし,単純なモデル構造のため,領域遷移特性や履歴依存特性を含む動的な転がり摩擦挙動は再現できないこと,2)ブラシモデルは,モデル構造が比較的単純でパラメータ数も少ない(6個)こと,しかし,ブラシの平均たわみ量zのみに依存した非線形ばね特性を示す数式の性質上,小泉モデルと同様に領域遷移特性や履歴依存特性を含む動的な転がり摩擦挙動を再現できないこと,3)レオロジーモデルは今回評価した転がり摩擦モデルの中で,シミュレータとして最も高精度であること,特に,要素モデルを多段化することで転がり摩擦の履歴依存特性を表現可能なことから,動的な摩擦挙動も精度良く再現できること,しかし,モデルパラメータ数は最も多く(本研究では30個),手動によるパラメータ調整は煩わしいこともあることなど。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
工作機械要素,ジグ,チャック  ,  伝動装置 
引用文献 (22件):
  • 1) S. Futami and A. Furutani : “Nanometer Positioning Using AC Linear Motor and Rolling Guide (1st Report) —System Set-up and Coarse/Fine Positioning—”, JSPE Trans., 57, 3, (1991) 158.
  • 2) J. Otsuka : “Present and Future Technique of Ultraprecision Positioning”, JSPE Trans., 61, 2, (1995) 1645.
  • 3) 村木正芳:「トライボロジー」,日刊工業新聞社 (2007).
  • 4) Vincent Lampaert, J. Swevers, and Farid Al-Bender : “Modification of the Leuven Integrated Friction Model Structure”, IEEE Trans. Automatic Control, 47, 4, (2002) 683.
  • 5) Y. Maeda and M. Iwasaki : “Analytical Examinations and Compensation Based on Rolling Friction Model for Slow Settling Response in Precise Positioning”, IEEJ Trans. IA, 129, 12, (2009) 1218.
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