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J-GLOBAL ID：201102227822704101   整理番号：11A1118774

規模の経済性を考慮した韓国稲作の生産性分析

Korea’s Rice Productivity Change and Returns to Scale

著者 (3件)： 近藤功庸 (旭川大 経済) ,  山本康貴 (北大 大学院農学研究院) ,  SHIN Yongkwang (韓国農村経済研究院)
資料名： 農林業問題研究  (Journal of Rural Problem)
巻： 47  号： 1  ページ： 150-153  発行年： 2011年06月25日 
JST資料番号： L4327A  ISSN： 0388-8525  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 韓国統計庁「農産物生産費統計」1994~2006年データを用い,同国内の8道における稲作の生産性を分析した。その結果以下が明らかになった。1)要素投入量基準生産性(IBP)について6道が生産性の年変化率1%未満である,2)産出量基準生産性(OBP)について6道が生産性の年変化率1%未満である,3)IBPとOBPの全国集計はいずれも生産性の年変化率1%未満である,など。以上から規模の経済性を考慮しても韓国内稲作生産性は停滞傾向であることが示された。

シソーラス用語： 大韓民国 ,  *栽培 ,  *生産性分析 ,  生産性 ,  経済性 ,  統計データ ,  *価値
準シソーラス用語： *稲作 ,  *規模効果

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (8件)：

• ALSTON, J. M. Persistence Pays : U.S. Agricultural Productivity Growth and the Benefits from Public R&D Spending. 2010
• 安柄一. 米農業の規模拡大 : 市場開放に有効な政策か?. 農業経済研究. 2002, 43, 3, 57-75
• BEDDOW, J. M. The Shifting Global Patterns of Agricultural Productivity. Choices. 2009, 24
• CAVES, D. W. The Economic Theory of Index Numbers and the Measurement of Input, Output and Productivity. Econometrica. 1982, 50, 1393-1414
• 全燦益. 水稲作大農の規模経済性と代替弾力性分析. 農業経済研究. 1995, 第36輯, 75-92

タイトルに関連する用語 (5件)： 規模 ,  経済 ,  韓国 ,  稲作 ,  生産性分析