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J-GLOBAL ID:201102227913446636   整理番号:11A1148448

チミンDNAグリコシラーゼは連結された脱アミノ化-塩基除去修復によるアクティブなDNA脱メチル化に必須である

Thymine DNA Glycosylase Is Essential for Active DNA Demethylation by Linked Deamination-Base Excision Repair
著者 (27件):
資料名:
巻: 146  号:ページ: 67-79  発行年: 2011年07月08日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNAメチル化は遺伝子サイレンシングのための主要なエピジェネティックなメカニズムである。メチルトランスフェラーゼはシトシンメチル化を媒介するが,どのように哺乳類のゲノムにおける非メチル化領域が新規のメチル化から保護されているのか,またアクティブな脱メチル化活性が関与するのかどうかはあまり明らかになっていない。本研究で著者らによれば,DNA修復酵素チミンDNAグリコシラーゼ(TDG)のノックアウトまたは触媒不活性化のいずれかが,マウスの胚性致死をもたらす。TDGを必要とするものには,レチノイン酸(RA)制御プロモーターへのp300の動員,過剰メチル化からのCpGアイランドの保護,組織特異的な発達とホルモンに制御されたプロモーターとエンハンサーのアクティブな脱メチル化がある。TDGは,脱アミノ酵素AIDと損傷応答蛋白質GADD45aに相互作用する。これらの結果は,発達時に適切なエピジェネティックな状態を促進することにおいて,TDGの二重の役割を強調し,哺乳類におけるDNA脱メチル化の2段階のメカニズムを示唆する。そのメカニズムによると,5-メチルシトシンと5-ヒドロキシメチルシトシンは,AIDによってチミンと5-ヒドロキシメチルウラシルまでそれぞれ最初に脱メチル化され,その後TDG媒介によるチミンと5-ヒドロキシメチルウラシルの除去修復が続く。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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