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J-GLOBAL ID：201102228085964357   整理番号：11A1908357

低温におけるグラファイトの電気化学特性とリチウム析出の検討

The study of electrochemical properties and lithium deposition of graphite at low temperature

著者 (5件)： PARK Gumjae (Dep. of Applied Chemistry, Saga Univ., 1 Honjo, Saga 840-8502, JPN) ,  GUNAWARDHANA Nanda (Dep. of Applied Chemistry, Saga Univ., 1 Honjo, Saga 840-8502, JPN) ,  NAKAMURA Hiroyoshi (Dep. of Applied Chemistry, Saga Univ., 1 Honjo, Saga 840-8502, JPN) ,  LEE Yun-sung (Fac. of Applied Chemical Engineering, Chonnam National Univ., 300 Yongbong-dong, Gwangju 500-757, KOR) ,  YOSHIO Masaki (Dep. of Applied Chemistry, Saga Univ., 1 Honjo, Saga 840-8502, JPN)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 199  ページ： 293-299  発行年： 2012年02月01日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々のグラファイト化度,斜方六面体相含有量,および表面積を有するグラファイトの電気化学特性を,25°Cと-5°Cで,電気化学的に検討した。グラファイト化度と斜方六面体相含有量は,試料に対するリチウムのインタカレーション/脱インタカレーションおよび表面析出に影響した。-5°Cにおける電解質伝導率の減少とグラファイト中間層中のリチウムイオンの拡散の減少は,グラファイトの容量を低下させた。リチウムの析出は,グラファイトの表面でも起こった。グラファイト化度の高い試料は,低温での大きな容量損失を示し,温度による大きな影響を受けた。斜方六面体相の増加は,リチウムイオンがグラファイト中間層に入らず,その縁のある面に蓄積することから,グラファイト表面へのリチウム析出を容易にした。リチウムイオンのインタカレーション経路を増やすことは,リチウムのインタカレーションを容易にし,リチウムの析出を減らす可能性がある。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 低温 ,  *グラファイト ,  *黒鉛化 ,  *三方晶系 ,  リチウム ,  *インターカレーション ,  *電着 ,  電気化学的挙動 ,  *特性 ,  *現象
準シソーラス用語： *リチウムインターカレーション ,  リチウム析出 ,  低温域 ,  *電気化学的析出 ,  *電気化学的特性 ,  *菱面体晶系 ,  *表面現象

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学的操作・装置一般  (XE02010I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 低温 ,  グラファイト ,  電気化学特性 ,  リチウム ,  析出