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J-GLOBAL ID：201102228111277380   整理番号：11A0783567

富士山における大気汚染物質とブナ林の生育状況の関係について

著者 (3件)： 中西隆之 (静岡県環境衛生科研) ,  太田良和弘 (静岡県環境衛生科研) ,  石井聖 (静岡県環境衛生科研)
資料名： 静岡県環境衛生科学研究所報告  (Bulletin of Shizuoka Institute of Environment and Hygiene)
号： 52  ページ： 91-96  発行年： 2011年02月 
JST資料番号： F0630A  ISSN： 1343-246X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ブナ林衰退の原因として,オゾンなどのガス状大気汚染物質や酸性霧の関与,ブナハバチ等の虫害,台風,シカによる食害,温暖化などが指摘されている。富士山のブナ林において大気環境を調査したところ,二酸化硫黄,一酸化窒素,二酸化炭素および窒素酸化物は周辺市街地に比べて低濃度であったが,オゾン濃度は周辺市街地と同程度のレベルであり,オゾンがブナ衰退の一因になると考えられた。

シソーラス用語： *ブナ ,  広葉樹林 ,  落葉樹林 ,  大気汚染物質 ,  *オゾン ,  衰退
準シソーラス用語： ブナ林

分類 (2件)： 森林保育  (FF03040H) ,  動植物被害  (SB03080A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 富士山 ,  大気汚染物質 ,  ブナ林 ,  生育状況