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J-GLOBAL ID：201102228118914873   整理番号：11A0897475

PA1010/PPの高分子ブレンドに及ぼすPTWの相溶化の影響

Compatibilization Effect of PTW on Polymer Blends of PA1010/PP

著者 (7件)： YANG Feng-Xia (School of Chemistry & Chemical Engineering, Henan Inst. of Sci. and Technol., Henan, Xinxiang) ,  DU Rong-Ni (Coll. of Polymer Sci. and Engineering,Sichuan Univ., Sichuan, Chengdu) ,  LUO Feng (Coll. of Polymer Sci. and Engineering,Sichuan Univ., Sichuan, Chengdu) ,  ZHANG Xin-Lan (Coll. of Polymer Sci. and Engineering,Sichuan Univ., Sichuan, Chengdu) ,  YANG Jing-Hui (Coll. of Polymer Sci. and Engineering,Sichuan Univ., Sichuan, Chengdu) ,  FU Qiang (Coll. of Polymer Sci. and Engineering,Sichuan Univ., Sichuan, Chengdu) ,  ZHANG Qin (Coll. of Polymer Sci. and Engineering,Sichuan Univ., Sichuan, Chengdu)
資料名： Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao  (Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao)
巻： 31  号： 1  ページ： 186-192  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2116A  ISSN： 0251-0790  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ポリアミド1010とポリプロピレン(PA1010/PP)ブレンドの相溶性及び機械的特性を改良するために,新しい反応性相溶化剤のエチレン-ブチルアクリラート-グリシジルメタクリラート三元重合体を,走査電子顕微鏡(SEM),Fourier変換赤外(FTIR),機械的試験及び示差走査熱量測定(DSC)をそれぞれ用いて解析した。PTWの含有量を増加すると分散したPP粒子のサイズが明かに減少し,PA1010/PP/PTWの質量比率が70:30:7の場合に,マトリックス中ドメインサイズは微細で均一であり,PTWがPA1010/PPブレンドに効果的相溶化の影響を及ぼすことが判明した。FTIRの結果,PTWのエポキシ基がブレンドプロセスでPA1010の末端基と反応することが判明した。DSCの結果,PTWを添加するとPA1010の結晶化温度が低下し,PA1010の結晶化に対してPTWが阻害効果を有することが判明した。他方,PTW含有量の質量分率を増加すると,PPの結晶化温度もまた低下し,PTWの質量分率が5%の場合に,2個の結晶ピークが生じ,低温でのPPの結晶化は均質な核形成に帰属すべきで,他は不均一核形成であった。均質な核形成の出現は,マトリックス中のPP粒子のサイズが大変微細であることを実証した。PTWの質量分率が7%である場合に,ブレンドは最良の包括的特性を有し,乾燥サンプルのIzod衝撃強度は13.93kJ/m2であり,それは二元PA1010/PPブレンドの2倍であった。他方,曲げ強度,引張り強度及び弾性率は相対的に高レベルで維持可能であった。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *ポリマブレンド ,  改変 ,  ポリアミド ,  ポリプロピレン ,  機械的性質 ,  相溶性 ,  重合体
準シソーラス用語： *高分子ブレンド ,  相溶化 ,  機械的特性

分類 (1件)： 高分子化学一般  (CG01000B)

タイトルに関連する用語 (3件)： PP ,  高分子ブレンド ,  相溶化