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J-GLOBAL ID：201102228796604221   整理番号：11A0295120

CaO-SiO₂-Na₂Oスラグの粘性へのCaF₂とLi₂O添加剤の効果

Effect of CaF₂ and Li₂O Additives on the Viscosity of CaO-SiO₂-Na₂O Slags

著者 (2件)： KIM Hyuk (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Yonsei Univ.) ,  SOHN Il (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Yonsei Univ.)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 51  号： 1  ページ： 1-8 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高アルミニウム含有鋼はシリカ基鋳型フラックスと活発に反応しアルミナ形成する。アルミナ含有量変化により粘性が増大し,その結果,シリカ基鋳型フラックスは潤滑と熱伝達の両者を確実に制御するように,顕著な量のNa₂O,CaF₂とLi₂Oで代償される。回転スピンドル手法を用いた詳細な粘性研究から以下を明らかにした。一定CaO/SiO₂比0.8におけるCaO-SiO₂-12wt%Na₂Oシステムでは,8wt%までのCaF₂添加は粘性を減少させ溶融フラックスのネットワーク構造を壊すが,8wt%以上では無視できる。ネットワークの同様の改変がLi₂Oについても2wt%まで観察された。粘性データをXPS分析と関連づけて検証した。そして,利用されうる複合珪酸塩量に依存しての複合珪酸塩構造の簡単なけい酸塩構造への改変に関するCaF₂とLi₂Oの有用性を検証し,そして,過剰とならないように濃度を制限した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 濃度依存性 ,  フッ化カルシウム ,  酸化ナトリウム ,  酸化リチウム ,  *粘性 ,  低合金鋼 ,  アルミニウム含有合金 ,  *粘性試験 ,  *連鋳パウダ ,  アルミナ

分類 (1件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q)

引用文献 (20件)：

• 1) J. J. Becker, M. A. Madden, T. T. Natarajan, T. J. Piccone, E. Serrano and S. R. Story: Proc. of AISTech 2005, AIST, Charlotte, NC, 2 (2005), 99.
• 2) T. T. Natarajan, T. J. Piccone, I. Sohn, K. D. Powers and C. C. Snyder: Proc. of ECCC 2008, Riccione, Italy, (2008).
• 3) S. Sridhar, K. C. Mills, O. D. C. Afrange, H. P. Lorz and R. Carli: Ironmaking Steelmaking, 27 (2000), 238.
• 4) B. C. De Cooman: Curr. Opin. Solid State Mater. Sci., 8 (2004), 285.
• 5) X. Yu, G. H. Wen, P. Tang and H. Wang: Ironmaking Steelmaking, 36 (2009), 623.

タイトルに関連する用語 (8件)： CaO ,  SiO2 ,  Na2O ,  スラグ ,  粘性 ,  CaF2 ,  Li2O ,  添加剤