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J-GLOBAL ID:201102229064424243   整理番号:11A0945385

HARIMAU2006キャンペーン期間中の西スマトラにおけるメソ規模対流系に関連する強風の事例研究

Case Study of an Intense Wind Event Associated with a Mesoscale Convective System in West Sumatera during the HARIMAU2006 Campaign
著者 (9件):
資料名:
巻: 89A  ページ: 239-257 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2006年11月19日の強風の原因を調べた。17m/Sの強風と5Kの気温突然低下をメソ規模対流系の通過に関連してXバンドDopplerレーダ地点で観測した。対流系は赤道Rossby波の偏東風域に関連する強い低高度偏東風鉛直シヤ条件下で発達した。対流系の北部は中緯度の弓状エコーと定性的に類似構造を有した。対流系後方の低高度風は,山脈の低地形域を通過する時に強い偏東風チャネルを形成した。この強化された偏東風は当該弓状エコー構造の形成期に寄与したと思われる。偏東風後方流入ジェットは対流系内で更に加速され,先端付近で下降して地表で強い発散場を形成した。ラジオゾンデデータから乾燥空気が風の南風成分の強化に関連する下部対流圏に現れた事を示した。再解析データから,この偏南風は周期5日の西進混合Rossby波と多分関連する事,乾燥空気は対流系に侵入して,蒸発冷却を強化して偏東風運動量の有効下向き輸送をもたらした事を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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局地循環,気流 
引用文献 (43件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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