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J-GLOBAL ID:201102229491325566   整理番号:11A0761959

トランスにコード化された低分子RNAおよび宿主因子RNアーゼIIIによるCRISPR RNAの成熟

CRISPR RNA maturation by trans-encoded small RNA and host factor RNase III
著者 (12件):
資料名:
巻: 471  号: 7340  ページ: 602-607  発行年: 2011年03月31日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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CRISPR/Cas系は,細菌や古細菌をファージやプラスミドから防御する広範な種類の免疫系を構成しており,一般にリピート/スペーサー由来の短いcrRNAを使って配列特異的に外来核酸を抑制している。crRNAの成熟はCRISPR活性化の重要な段階であるが,それに関与するエンドリボヌクレアーゼ(CasE,Cas6,Csy4)は,多くのCRISPR/Casサブタイブで欠落している。本論文では,ヒトの病原体である化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)でディファレンシャルRNA塩基配列解読法を用いて,crRNA前駆体転写産物の反復領域に相補的な24ヌクレオチドを含む,tracrRNAと呼ばれるトランスにコード化された低分子RNAの存在を明らかにする。tracrRNAが,広く保存された内在性RNアーゼIIIとCRISPR関連Csn1タンパク質の活性により,crRNAの成熟を誘導することがわかった。これらすべての構成因子はプロファージ由来のDNAからS.pyogenesを防御するのに不可欠である。今回の研究は,低分子ガイドRNA成熟の新たな経路を明らかにするとともに,侵入物に対する細菌のRNAを介した免疫に必要な宿主因子(RNアーゼIII)を明らかにした初めての例である。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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