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J-GLOBAL ID:201102229618241359   整理番号:11A1525820

短期間の湛水が異なる土壌還元および地温におけるダイズの根粒窒素固定に及ぼす影響

Effects of Short-Term Waterlogging on Soybean Nodule Nitrogen Fixation at Different Soil Reductions and Temperatures
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 349-358 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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水田は地表排水が劣り地下水位が高いため,日本の高地の転換畑では短期間の湛水がしばしば生じる。そこで,本試験では異なる地温において湛水(W)期間と土壌還元(WR)による湛水化がダイズの窒素固定に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。その結果,根粒のアセチレン還元活性(ARA)は3,5および7日間のW処理によって低下し,処理終了後(DAT)から3日で対照区(C)と同じレベルにまで回復した。しかし,温室内で3,5および7日間のWR処理によって低下したARAは回復することがなかった。3つの地温(30°C未満,34°C前後および36°C以上)と2つの湛水期間(3および5日)を条件としてグロースチャンバー内でおこなった試験では,W処理によって低下したARAは地温と湛水期間に関係なく処理後に回復したが,WR処理によって低下したARAは低地温で短期間の湛水の後でしか回復しなかった。ARAが著しく低下すると,根粒の乾物重と根系の呼吸速度が有意に減少した。また,3DATのARAは4DATにおける気孔コンダクタンス(SC)と正の相関を示した。これらの結果から,湛水による根粒窒素固定の低下からの回復は酸化還元能と地温によって強い影響を受け,根粒が受けたダメージはSCによって評価することができると結論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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豆類  ,  土壌生物  ,  植物生理学一般 
引用文献 (37件):
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