抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
群馬県の半促成ナス栽培において,セイヨウミツバチを花粉媒介昆虫として導入した効果と利用上の留意点,および匂いの学習能力を利用した訪花促進の試みについて述べた。セイヨウミツバチは下向きに咲くナスの花の葯にしがみつき,前脚と口器を使って葯の先端を動かして花粉を落とし,腹面側の体毛で受け止めた後,花粉団子を作製する。ミツバチの放飼は着果量を向上させ,1花から形成される種子数も多くなる。長花柱花の花型では優良品果率が高い。mた,花粉量を確保するために平均夜温12°C程度を確保する必要がある。放飼密度は2~3匹/50
2が適度である。ミツバチにナスの主要香気成分であるゲラニルアセトンを餌の砂糖水に添加して匂いと砂糖水の報酬による条件付けをおこなうと,訪花が促進されることもわかった。