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J-GLOBAL ID：201102230378429450   整理番号：11A1079040

腱細胞補充,配列,及び代謝活性に対する異方性コラーゲン-GAGスカフォールドと増殖因子補足の効果

The effect of anisotropic collagen-GAG scaffolds and growth factor supplementation on tendon cell recruitment, alignment, and metabolic activity

著者 (3件)： CALIARI Steven R. (Dept. Chemical and Biomolecular Engineering, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, Urbana, IL 61801, USA) ,  HARLEY Brendan A.C. (Dept. Chemical and Biomolecular Engineering, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, Urbana, IL 61801, USA) ,  HARLEY Brendan A.C. (Inst. for Genomic Biology Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, Urbana, IL 61801, USA)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 32  号： 23  ページ： 5330-5340  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腱損傷の治療のための最近の外科的及び組織工学的アプローチは奏功が限られることから,新しいバイオマテリアルに対するニーズを示唆する。ここでは,腱組織工学の3Dプラットフォームを作出するための異方性コラーゲン-グリコサミノグリカン(CG)スカフォールドの開発及び増殖因子補足方法の使用について記述した。方向性凝固段階を従来の凍結乾燥法に組み入れることにより,腱のナイーブ生理学を模倣する楕円孔の配列トラックを有する円筒状CGスカフォールドを作製した。凍結乾燥温度を変更することにより,一定の相対湿度と異方性度であるが一定範囲の細孔径(55-243μm)を有する同族列の配列CGスカフォールドを作出した。ウマの腱細胞は,等方性CGスカフォールド対照と比べて異方性スカフォールドで培養した場合に,大レベルの接着,代謝活性,及び配列並びに細胞媒介の少ないスカフォールド収縮を示した。異方性スカフォールドはまた細胞配列に対して限界接触誘導キューを与えた。腱細胞が等方性対照スカフォールド及び異方性スカフォールドの横断(非配列)面に指向する一方で,異方性スカフォールドの縦断面において接触誘導キューの方向に著しい細胞配列が観察された。スカフォールド細孔径は,セル状固体議論により予測されるように,腱細胞生存率,増殖,スカフォールドスへの侵入,及び代謝活性に著明に影響を及ぼすことが見出された。最終的に,配列CGスカフォールドへの増殖因子PDGF-BBとIGF-1の添加は,腱細胞移動,生存能,及び代謝活性を用量依存性に強化することが見出された。本検討は,腱組織工学のための生物活性3D材料系を開発する複合方法を示唆する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 腱 ,  *コラーゲン ,  タンパク質 ,  成長因子 ,  異方性 ,  多孔性 ,  腱損傷 ,  *グリコサミノグリカン ,  生体組織工学 ,  細胞接着 ,  等方性 ,  セル構造 ,  細孔径 ,  ウマ ,  細胞増殖 ,  PDGF ,  IGF1 ,  細胞移動 ,  生物活性 ,  人工移植物 ,  *生体代行装置
準シソーラス用語： PDGF-BB ,  *スカフォールド蛋白質 ,  バイオマテリアル ,  細胞生存性 ,  細胞生存率 ,  *人工腱索 ,  組織工学 ,  増殖因子 ,  代謝活性

分類 (4件)： 生体代行装置  (EL04000N) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  多糖類  (CF10054P) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 腱細胞 ,  補充 ,  代謝活性 ,  異方性 ,  コラーゲン ,  スカフォールド ,  増殖因子 ,  補足