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J-GLOBAL ID:201102230769465257   整理番号:11A1274572

赤腐れ病菌類で腐敗したMasson松のFTIR研究

FTIR Studies of Masson Pine Wood Decayed by Brown-Rot Fungi
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 2133-2136  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2093A  ISSN: 1000-0593  CODEN: GYGFED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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Fourier変換赤外(FTIR)分光法を用いて,23週までの異なる期間の間,赤腐れ病菌類Wolfiporia cocos(Schwein.)Ryvarden&Gilbn.で腐敗したmasson松(pinus massoniana lamb.)の化学変化を検討した。リグニン/ホロセルロースとホロセルロース/リグニンの赤外ピーク高さ比率を測定した。腐敗の異なるレベルの正常木材と褐色腐敗木材のklasonリグニン含有量とホロセルロース含有量を湿性化学法で分析した。二つの化学成分と赤外ピーク高さ比率の関係も確立した。FTIRスペクトルから,腐敗の最初の15週の間に,ホロセルロースに起因する1736cm(-1)と1372cm(-1)の吸収バンド強度が徐々に減少した。同時,1510cm(-1)と1225cm(-1)バンド強度の連続増加はリグニンに起因した。しかし,1736と1372cm(-1)のホロセルロースのバンド強度は少し増加した。1510と1225cm(-1)のリグニンバンドの強度は15週の腐敗の後,弱く減少した。リグニン/ホロセルロースの高さ比率(I(1510)/(1736),I(1510)/I(1372),I(1225)/I(1736)とI(1225)/I(1372))とklasonリグニン含有量またはホロセルロース含有量との相関は良好であった。klasonリグニン含有量とホロセルロース含有量の分析係数は0.97-0.99と0.96-0.97であった。ホロセルロース/リグニンピーク高さ比率とホロセルロース量(R2=0.96)の間で高い分析係数も得た。上記結果から,検討したシステムでは,異なるレベルに腐敗した木材のklasonリグニン含有量とホロセルロース含有量は,FTIR技術により,合理的な精度で決定できることが分かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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分光分析  ,  森林植物学 

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