文献

J-GLOBAL ID：201102230773175085   整理番号：11A1568182

弾性フォノニック結晶中の縦波の負の屈折

Negative refraction of Longitudinal Waves in an Elastic Phononic Crystal

著者 (8件)： CROENNE C. (IEMN-UMR 8520, CNRS, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  HLADKY-HENNION A.-C. (IEMN-UMR 8520, CNRS, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  VASSEUR J. (IEMN-UMR 8520, CNRS, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  DUBUS B. (IEMN-UMR 8520, CNRS, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  BAVENCOFFE M. (IEMN-UMR 8520, CNRS, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  MORVAN B. (LOMC-FRE, CNRS 3102, Le Havre, FRA) ,  TINEL A. (LOMC-FRE, CNRS 3102, Le Havre, FRA) ,  MANGA D. (LOMC-FRE, CNRS 3102, Le Havre, FRA)
資料名： IEEE International Ultrasonics Symposium  (IEEE International Ultrasonics Symposium)
巻： 2010 Vol.1  ページ： 523-526  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0437C  ISSN： 1948-5719  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 検討に用いたフォノニクス結晶(PC)はエポキシマトリックス内に棒鋼が正方配列で埋め込まれたものと,三角形配列で埋め込まれたものの2種類である。これらのPC中での縦波の負の屈折プロセスについて数値解析を行った。この解析は弾性波の負の屈折が外部の流体媒体と結合可能な長手方向挙動を伴うモードで起こる可能性があることを示す。負の屈折を実現する方法はPCのバンド構造特性に基づく。PC内で支配的な長手方向挙動を有するブロッホ波は群速度と反対の位相速度を持ち,負の屈折は入射の縦波がそれと結合した時に生じる。集束応用を可能とする三角形格子を等周波数輪郭の円形に基づいて検討した。プリズム型PCについての実験結果と数値結果は極めて良い一致を示す。仮想流体内に浸されたPCについての数値結果は入射の長手方向の音波ビームの負の偏差を明確に示した。今後の研究は水中での集束応用のための屈折率整合である。

シソーラス用語： *縦波 ,  エポキシ樹脂 ,  棒鋼 ,  数値解析 ,  弾性波 ,  *バンド構造 ,  群速度 ,  位相速度 ,  音波ビーム ,  屈折率 ,  音波屈折
準シソーラス用語： *フォノニック結晶 ,  音響屈折 ,  *負の屈折

分類 (3件)： 結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z) ,  固体の音波物性一般  (BL02031U) ,  音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 弾性 ,  フォノニック結晶 ,  縦波 ,  負の屈折