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J-GLOBAL ID:201102230793601870   整理番号:10A1380347

膀胱拡大術のマウスモデルでのゲル紡糸絹に基づく生体材料の評価

Evaluation of gel spun silk-based biomaterials in a murine model of bladder augmentation
著者 (16件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 808-818  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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現在,胃腸管セグメントは膀胱再建術のための標準法と考えられている。しかし,慢性尿路感染症,代謝異常,尿路結石形成,腸機能障害および2次的悪性新生物を含むかなりの合併症が本手法と関連する。絹フィブロイン由来の生体材料はそれらの頑強な機械的性質,生物分解特性,および処理の可塑性により良好な代替を代表するかもしれない。本研究ではマウスモデルでの膀胱拡大術のためのゲル紡糸絹に基づくマトリックスの効率を評価した。70日の移植期間の過程を通じて,H&EおよびMassonトリクローム(MTS)解析で,絹マトリックスが欠損部位での尿路上皮と平滑筋の再生の両者を支持可能なことが明らかとなった。顕著なウロプラキンおよび収縮性蛋白質発現(α-アクチン,カルポニンおよびSM22α)を,免疫組織化学で証明し,再構築膀胱壁コンパートメントの成熟が明らかとなった。ゲル紡糸絹マトリックスは,線維症および慢性炎症応答の証拠を日常的に促進する小腸粘膜下層(SIS)およびポリグリコール酸(PGA)マトリックスの並行評価とは対照的に,70日の膀胱統合後に最小の急性炎症も誘導した。Voided stain on paper解析で,絹拡大動物が移植42日まで,非手術対照との比較で類似の排尿パターンを示すことが明らかとなった。加えて,術後70日での拡大膀胱の細胞測定評価は,絹足場が膀胱能力および排尿量の有意な増加を指示しながら,対照群に対して類似の程度のコンプライアンスを維持することを示した。これらの結果は機能性膀胱組織工学応用のためのゲル紡糸絹に基づくマトリックスの利用性についての証拠を提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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