文献
J-GLOBAL ID:201102231096661462   整理番号:11A1044138

皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫と皮膚節外性鼻型NK/T細胞リンパ腫間の比較研究

A comparative study between subcutaneous panniculitis-like T-cell lymphoma and cutaneous extranodal nasal-type NK/T cell lymphoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 143-147  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2525A  ISSN: 1000-7431  CODEN: ZHONEV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】20例の皮下脂肪織炎様T細胞性リンパ腫(SPTL)と19例の皮膚節外性鼻型NK/T細胞リンパ腫(皮膚NK/T細胞リンパ腫)の違いを比較する。【方法】2種類のリンパ腫は,臨床病理学,免疫学的マーカー,Epstein-Barr(EB)ウイルス感染とT細胞受容体(TCR)遺伝子再配列で比較された。【結果】2種類のリンパ腫の鑑別診断は,臨床症状に基づいて容易でなかったが,皮膚NK/T細胞リンパ腫は常に真皮外播種続き,予後不良であった。組織病理学的に,SPTLは通常皮下脂肪組織で制限され,一方皮膚NK/T細胞リンパ腫は真皮周辺で広まる浸潤を示し,しばしば皮下脂肪組織に浸透した。凝固壊死,血管中心性浸潤と表皮向性が,皮膚NK/T細胞リンパ腫でしばしば観察された。免疫表現型と比較したとき,SPTLはしばしばβF1,膜CD3とCD8を表したが,CD4とCD56を表さなかった。一方大部分の皮膚NK/T細胞リンパ腫がCD56と細胞質CD3εを表し,CD3とCD8を表した症例はほんの少数であった。CD56,CD3,CD8とβF1発現の違いは,2種類のリンパ腫間で有意だった(P<0.05)。EBER1/2の陽性率はSPTLの25%(5/20)であった一方,皮膚NK/T細胞リンパ腫においては100%であった。差は,統計学的に有意だった(P<0.05)。モノクローナルTCR-γ遺伝子再配列は,20例のSPTL中16例(80%)で見つかったが,皮膚NK/T細胞リンパ腫においては18例のうちの4例(22.2%)だけであった。差は,有意だった(P<0.05)。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る