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J-GLOBAL ID：201102231108429510   整理番号：11A0527696

ヘリウム様アルゴンX線スペクトルによる電子およびイオン温度の同時測定

Simultaneous Measurement of Electron and Ion Temperatures with Helium-like Argon X-Ray Spectrum

著者 (2件)： GOTO Motoshi (National Inst. for Fusion Sci., Toki 509-5292, JPN) ,  MORITA Shigeru (National Inst. for Fusion Sci., Toki 509-5292, JPN)
資料名： Plasma and Fusion Research (Web)  (Plasma and Fusion Research (Web))
巻： 5  ページ： S1040-S1040 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： U0045A  ISSN： 1880-6821  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大型ヘリカル装置(LHD)中のプラズマのヘリウム様アルゴンスペクトルを測定した。ニ電子衛線(1s²2p²P_1/2-1s2p^{2 2}D_3/2)と共鳴線(1s^{2 1}S₀-1s2p¹P₁)の強度比から導出した電子温度T_eは,電子密度n_eがピーク分布のときThomson散乱法で測定した中心T_eと一致した。共鳴線のDoppler広がり幅からイオン温度T_iを同時に決定し,n_eの増大による電子とイオンの間の熱平衡の確立,すなわちT₁=T_eを実験的に確かめた。リチウム様イオンとヘリウム様イオンの密度比を全スペクトルのあてはめから決定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ヘリオトロン ,  *プラズマ分光 ,  アルゴン ,  原子スペクトル ,  X線スペクトル ,  線スペクトル ,  衛線 ,  *電子温度 ,  *イオン温度 ,  温度測定 ,  Thomson散乱 ,  熱平衡 ,  Doppler効果 ,  スペクトル線広がり ,  スペクトル線強度
準シソーラス用語： *大型ヘリカル装置 ,  同時測定

分類 (1件)： プラズマ診断  (BJ02090L)

引用文献 (5件)：

• [1] S. Morita et al., Rev. Sci. Instrum. 74, 2375 (2003).
• [2] M. Bitter, Phys. Rev. Lett. 43, 129 (1979).
• [3] M. Bitter, Phys. Rev. Lett. 91, 265001 (2003).
• [4] A.H. Gabriel, Mon. Not. R. astr. Soc. 160, 99 (1972).
• [5] O. Marchuk, Ph. D. thesis (2004).

タイトルに関連する用語 (6件)： ヘリウム ,  アルゴン ,  X線スペクトル ,  電子 ,  イオン温度 ,  同時測定