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J-GLOBAL ID：201102231297995946   整理番号：11A1353994

光制御ビーム形成回路を用いた可変スポットスキャニングアンテナの伝送特性評価

Transmission Characteristics of Variable Scanning Spot Antenna using Optical Beam Forming Network

著者 (9件)： 松沢博史 (三菱電機) ,  秋山智浩 (三菱電機) ,  住吉秀夫 (三菱電機) ,  安藤俊行 (三菱電機) ,  長瀬勝照 (三菱電機) ,  赤石明 (情報通信研究機構) ,  高橋卓 (情報通信研究機構) ,  藤野義之 (情報通信研究機構) ,  鈴木龍太郎 (情報通信研究機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 129(SAT2011 8-15)  ページ： 31-36  発行年： 2011年07月07日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アレーアンテナへの励振振幅位相を光信号処理により制御する光制御ビーム形成回路を開発した。これは,空間光位相変調器を用いて,光ビームの振幅位相を制御することにより,マイクロ波の励振分布を形成する。また,2つの光ビームを独立に伝搬,制御することにより,アンテナ放射ビームのマルチビーム化を行う。本試作器は,走査ビーム数2,アレーアンテナ対応素子数64である。これまで,本試作器を用いてKa帯において,2ビームの指向方向を独立に制御できることを実証してきた。今回,本試作器をより詳細に評価するため,Ka帯における振幅周波数特および3次相互変調ひずみの測定を行った。その結果,17.7GHz~18.8GHzにおける振幅変動は1dB以内であり,IIP3は19.5dBであることを確認した。また,1.2Gbpsの通信試験を行い,高速伝送が可能であることを実証した。(著者抄録)

シソーラス用語： *光制御 ,  *空間光変調素子 ,  光子ビーム ,  アレイアンテナ ,  *ビーム成形 ,  *電磁波走査 ,  *マルチビームアンテナ ,  相互変調 ,  変調歪
準シソーラス用語： ビームフォーマ

分類 (1件)： アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (15件)：

• 谷島. きずな(WINDS)搭載APAAの軌道上評価. 信学技報. 2009, SANE109-101, 117-122
• 赤石. 適応型衛星通信用スキャニング型可変スポットビームアンテナの研究開発 - Ka 帯の稼働率改善のための適応通信システム-. 信学技報. 2010, SATSAT2010-12
• RIZA, N. Ed. Selected papers on photonic control systems for phased array antenna, ser. SPIE Milestone Series. Bellingham. SPIE Optical Engineering Press. 1997, MS 136
• 秋山. 空間光変調器を用いた光制御型フェーズドアレーアンテナによるビーム制御. 信学論(B). 2010, J93, 1, 80-89
• KONISHI, Y. Carrier-to-noise ratio and sidelobe level in a two-laser model optically controlled array antenna using Fourier optics. IEEE Trans. Antennas Propagat. 1992, 40, 1459-1465

タイトルに関連する用語 (5件)： 光制御 ,  ビーム形成 ,  可変 ,  伝送特性 ,  評価