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J-GLOBAL ID:201102231360651314   整理番号:11A1240602

時空標準計測技術 4-6 距離基準超小型VLBIシステムの開発とその実証実験成果

Measurements of Space-Time Standards 4-6 Development of the Compact VLBI System for Calibrating GNSS and EDM Devices
著者 (16件):
資料名:
巻: 56  号: 3/4  ページ: 223-237  発行年: 2011年03月31日 
JST資料番号: F0415A  ISSN: 1349-3191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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距離基準超小型VLBIシステムとは,GPSや光波測距儀の検定を目的として測量法に則って運用される距離比較基線場の較正を目的として,NICTが国土地理院と共同で開発する分割可搬型VLBIシステムのことである。実際の運用では,本システムを比較基線場の両端に設置し,これらと30m級の大口径アンテナとで観測網を構成,この観測網から超小型VLBIシステム同士の基線ベクトルでの群遅延を間接的に求める手法「MARBLE(Multiple Antenna Radio-interferometer for Baseline Length Evaluation/距離基準計測用多アンテナ干渉計)方式」を用いて解析を行う。我々は,まず2.4m口径の小型アンテナを用いた基礎実験を2006年から開始し,2009年度までに超小型VLBIシステムの初号機,及び2号機を完成させた。2009年12月24日に鹿島の初号機とつくばの2号機との間での初の測地実験を成功させ,2010年10月までに6回の実験を行った。データ品質の良い3回の実験で得られた基線長平均値と再現性は54184875.1±2.5mmであった。一連の実験により,MARBLE方式の妥当性が確認できたと同時に,距離基準超小型VLBIシステムの実用化に一歩弾みがついたと言える。(著者抄録)
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分類 (2件):
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単位,標準,標準器,定数  ,  その他の通信応用 
引用文献 (27件):
  • 1 国土地理院測地部, "基線場改測要領," 国地測二発第18号, 平成15年5月26日.
  • 2 野神憩, 平井英明, 都筑三千夫, 豊田友夫, 田中博幸, 距離標準基線場におけるトレーサビリティの体系・標準化について," 国土地理院技術資料, A1-No,312, pp,11-12, 2006.
  • 3 野神憩, 都筑三千夫, "距離標準基線場におけるトレーサビリティの体系・標準化について," 国土地理院時報, 第112集, 2007.
  • 4 Ichikawa R., Kuboki H., Kyama Y., Nakajima J., and Kondo T., "Development of the new VLBI facility with a 2.4-m dish antenna at NICT," NICT IVS TDC News, No.26, p.13, Sep.2005.
  • 5 石井敦利, 市川隆一, 久保木裕充, 小山泰弘, 中島潤一, 高島和宏, 藤咲淳一, "小型VLBIシステムCARAVAN2400の開発," 日本地球惑星科学連合2006年大会, 2006. 5. 16.
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