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J-GLOBAL ID：201102231426265372   整理番号：11A0928928

ヒト胎児膜における転写因子Ets-1発現とその臨床的意義

Transcription factor Ets-1 expression in human fetal membranes and its clinical significance

著者 (2件)： LUO Xin (Dep. of Obstetrics and Gynecology, First Affiliated Hospital, Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  QI Hong-bo (Dep. of Obstetrics and Gynecology, First Affiliated Hospital, Chongqing Medical Univ., Chongqing)
資料名： Zhonghua Fuchanke Zazhi  (Zhonghua Fuchanke Zazhi)
巻： 45  号： 1  ページ： 26-29  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2336A  ISSN： 0529-567X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】前期破水(PROM)に関与する転写因子Ets-1の役割を,ヒト胎児膜におけるそ発現と位置の検出により明らかにする。【方法】2007年2月から11月に,重慶医科大学の第1関連病院で分娩管理された妊婦100例を本調査に登録した。在胎週数,胎児膜破裂,および分娩方式にしたがい,これらの女性を早期陣痛群,早期前期破水(PPROM)群,満期陣痛群,および満期前期破水(TPROM)群に分類し,選択的帝王切開の女性を対照群とした。各群20例とした。免疫組織化学的ストレプトアビジン・ビオチンペルオキシダーゼ(SP)法とヒストスコアにより,胎児膜におけるEts-1蛋白質発現と分布を検出した。平均時間で各群から無作為に6例を選出し,逆転写PCRを用いてEts-1mRNA発現を測定した。【結果】(1)胎児膜におけるEts-1mRNA発現は,早期陣痛群が0.342±0.016,PPROM群が0.603±0.027,満期陣痛群が0.325±0.013,TPROM群が0.582±0.075,対照群が0.139±0.012であった。対照群に比して,PPROM群とTPROM群の両方でEts-1mRNA発現が有意に増加した(P<0.05)。しかし,早産群と満期陣痛群,PPROM群とTPROM群の間で顕著な差はみられなかった(P>0.05)。(2)Ets-1は羊膜絨毛膜と栄養芽層の細胞質および核に位置し,細胞内陽性顆粒(茶色~黄色)の明らかな拡散を示した。羊膜上皮細胞ではEts-1発現が観察されなかった。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *評価 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  胎児 ,  ストレプトアビジン ,  ペルオキシダーゼ
準シソーラス用語： *臨床的意義 ,  Ets1 ,  Ets1蛋白質

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒト ,  胎児 ,  転写因子 ,  Ets-1 ,  発現 ,  臨床的意義